中国の主要なクリーンエネルギーの拠点である冀北清洁能源基地では、新エネルギーによる発電能力が5,000万kWを超えた。2023年には、風力と太陽光エネルギー発電能力が1,187万kW増加し、前年比で32%の増加となった。

　同基地は、北京、天津、唐山などの電力需要の高い地域に近く、中国の西部から東部および北部から南部へ電力を運ぶための主要な経路に位置する。

　近年、冀北清洁の新エネルギーの発電能力は着実に増加している。2023年には新エネルギーから820億kWhの電力を生み出しており、発電量は前年比で14.7%増加した。同基地が発電する総電力量の51%を占めた。