マレーシア=ペトロナスが50年までのCO2実質ゼロ目指す
マレーシア国営石油ガス会社ペトロナスはこのほど、2050年までに二酸化炭素の実質排出ゼロ(ネット・ゼロ)の達成を目指すと発表した。環境、社会、企業統治(ESG、Environment、 Social and Governance)をバランスさせることで、持続可能な社会の実現に寄与する。世界的にはロイヤル・ダッチ・シェル、BP、トタルなどの石油メジャーがネット・ゼロの目標を宣言しているが、アジアの石油・ガス大手ではペトロナスが初めてとなる。ペトロナスは短期目標として、2024年までに温室効果ガスの排出量を二酸化炭素換算ベース4,950万トンまで削減し、再生可能エネルギーによる発電量を現在の660メガワットから3ギガワットに増やすことなどを計画している。 |
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