中国=山東省日照で新規民営原油貯蔵タンクの運転開始
中国山東省日照で9月26日、徳坤エネルギー原油貯蔵タンクの運営が正式に始まった。徳坤エネルギー石油備蓄庫は、山東華信工貿集団の傘下の第2原油タンクで、総容量は200万立方メートル。 この原油貯蔵タンクの運転開始に伴い、山東省の独立製油所の原油流通能力が更に向上。原油貯蔵、輸送能力の拡張に寄与する。 同社のデータによると、中国国内の原油貯蔵タンクの総容量は2億6,845万5,800立方メートル。このうち山東省の貯蔵能力が最大で、総容量は6,491万6,800立方メートル。全国の総容量の24%を占めている。 山東省は独立製油所が最も集中する地域のため、原油パイプライン、貯蔵タンクなどのインフラの拡充が急務。また、山東省には複数の大規模な港湾施設があるため、民間資本を含む多くの企業が原油インフラの建設の重要性を認識。積極的に原油貯蔵施設を建設し、省内の原油貯蔵能力も持続的に拡大している。 |
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