ミャンマー=日本商社グループがLNG火力発電所を建設
ミャンマー政府は8月、住友商事、丸紅、三井物産、ミャンマーの財閥エデングループ(以下エデン)の4社に対し、最大都市ヤンゴン近郊ティラワ地区での発電所建設(ティラワLNG To Powerプロジェクト)に関する独占開発権を供与した。4社は合弁会社を設立し、液化天然ガス(LNG)を燃料とする火力発電所を共同で建設する。同合弁会社は発電所の建設に加え、LNGの調達や貯蔵・再ガス化設備の建設、保有、運営を担う。発電所の出力は1,250メガワットとなる見通し。商業運転開始後25年間は、ミャンマー国営電力発電公社(EPGE)に売電するという。プロジェクトの総費用については現時点で1860億円前後と観測されている。 ミヤンマーのエデン・グループは1990年に創業され、建設業、ホテル業、金融業などを幅広く手掛ける。エネルギー分野では、石油・ガスのオフショア鉱区開発、石炭鉱区の探査事業などを展開している。 |
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