インド=全国的なLNG給油所設置を計画
インド政府は陸上輸送用燃料として液化天然ガス(LNG)の普及に力を入れている。同政府はこのほど、主要都市を結ぶ全長約6,000キロメートルに及ぶGolden QuadrilateralハイウェイでのLNG給油所の設置計画をまとめたもようだ。ハイウェイ全域をカーバーするには少なくとも350カ所の給油所が必要となる見通しで、総工費は4億6,000万米ドルほどと見積もられている。 実際に建設するのは、各地域で都市ガスの販売権を持つインド国営石油(IOC)やGAILなどの大手企業となる。このうちGAILは90カ所の建設を予定しているもよう。同社は米系メジャーや日本の大手商社などから定期的にLNGを輸入しているが、これら売り手と調達の増量について交渉を始めているとの情報も伝えられている。 |
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